2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ぼくの愛しい歌

阿久悠の5千曲以上の作詞した作品の中で、商業的にあまり売れなかったけれど、思い出に残っている50篇について語ったものをまとめたもの。 いまは、YouTubeで、いくつか聞くことができるよい時代になりました。例えば、ズー・ニー・ヴーの唄「ひとりの悲…

小説・吉田拓郎  いつも見ていた広島

吉田拓郎のプロデビュー前の話。小説化しているので、どのくらい真実かはわからないが、「伝記」的な色合いもあり、かなり事実に近いのでしょう。拓郎が完全引退するか、亡くなったら、その後のデビューからの話を書いてもらい、それがTVドラマか映画にな…

へこたれない

鎌田實さんの一連のエッセイ集。がんばらないとか、あきらめないとか、医師として死と直面している環境の中で書かれたものなので、説得力があります。本人も書いていますが、話すようなテンポのある書きぶりです。そこが、書き言葉を読みなれていると、ちょ…