2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

コマ大数学科特別集中講座

ビートたけし(マス北野)、大学生チーム、たけし軍団が数学の問題を解く。というシンプルな番組の解説(?)本。わたしは、見たいと思いつつまだ見たことがありません。だって真夜中というか、かなり遅くにやっていたものですから。エミー賞候補になったと…

生首に聞いてみろ

作家が、法月綸太郎で、主人公の名前が法月綸太郎なんです。理由を知りたいですね。ミステリーとしてはしっかり論理的なのですが、探偵の主人公がポカをするところは、あまり例がないのかなぁ。そんなに深い推理力が必要でないし、人情も入っているので「生…

ブラックブック

ナチス支配下のオランダの話。最初は一人の女性の戦時下の半生を淡々と描いたものと思ってみていたら、最後はミステリーっぽくなったりしてちょっと戸惑いました。霊柩車を止めて、池をながめる最後の方のシーンは「ざまーみろ」という感じでなく見れたら、…

オデッサ・ファイル

ナチスドイツの戦犯をかくまうために作られた戦後の影の組織に光を当てた作品。ドイツで公開されたときにはきっと大反響だったのではと思います。影の組織をつぶす影の組織があるっていうのもなんかやになっちゃいそう。日本は東京裁判があって、そこから逃…

人間の関係

五木寛之の最新作。60、70年代の国全体が躁の時代が終わり、今は鬱の時代まっさかり。でも鬱がそんなに悪いわけではないというのが著者の考え。短い文章で時々読み返したい一冊。人間の関係作者: 五木寛之出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2007/11/05メ…

しゃべれどもしゃべれども

そんなに大感動、スペクタル!ではなく、ほんわかした日常のちょっといい話。なのですが、日本の伝統文化「落語」がベースにしっかりあるので、1本の映画になってしまいます。私は伊東四郎が落語の師匠としては好演しているのですが、本当の落語家にやって…

乱歩賞作家 黒の謎

乱歩賞受賞者の短編を集めた一冊。鳴海章、桐野夏生、野沢尚、三浦明博、赤井三尋の5人。最後の赤井氏の作品はアインシュタインの来日を舞台にした乱歩っぽい作品と思いました。乱歩賞作家 黒の謎 (講談社文庫)作者: 鳴海章,桐野夏生,野沢尚出版社/メーカー…