すごプレ

 パワーポインが、ビデオ画面のように動きのあるものになる。
 デジタルデータが公開されているので、それを元にすれば何とかなりそう。
 値段も厚さもお手頃。1800円+税
 けしてシンプルでない、こてこてのプレゼンをつくりたいときにおすすめ!

すごプレ

すごプレ

書楼弔堂 破暁【合冊版】-【電子書籍】

古今東西の書物が集う墓場。
移ろい行く時代の中で迷える者達。
誰かが〈探書〉に訪れる時、一冊の虚(うそ)は実(まこと)になる。
明治20年代の本屋が甦る、新シリーズ!
 ーー立ち止まって眺めるに、慥(たし)かに奇妙な建物である。
櫓(やぐら)と云うか何と云うか、為三も云っていたが、最近では見掛けなくなった街燈台に似ている。
ただ、燈台よりもっと大きい。
本屋はこれに違いあるまい。
他にそれらしい建物は見当たらないし、そもそも三階建てなど然う然うあるものではない。
しかし到底、本屋には見えない。
それ以前に、店舗とは思えない。
板戸はきっちりと閉じられており、軒には簾が下がっている。
その簾には半紙が一枚貼られている。
近寄れば一文字、弔ーー。
と、墨痕(ぼっこん)鮮やかに記されていた。

電子書籍奮戦記

 ボイジャー社の萩野正昭社長の本。ひさびさに名前を拝見し、これは、「ご祝儀」としても、買わねばと、購入しました。
 電子書籍でちゃんとした縦書き本がほしい私にとって、「がんばれ!Mr電子書籍」です。

電子書籍奮戦記

電子書籍奮戦記

親鸞(上)

 ある意味ハリーポッタ的冒険活劇です。宗教的には、最後の方で「仏」が見えない。と下巻につながりそうなキーワードが出てきます。乞うご期待的に上巻が終わります。

親鸞 (上)

親鸞 (上)

1Q84 BOOK3

 とりあえず、これで話が完結したかなぁ というところ。
 それに、12月までの話なので、さらに続編をつくるなら1月から3月のBOOK0(ゼロ)といいたところか。

1Q84 BOOK 3

1Q84 BOOK 3

乱歩賞作家赤の謎

 さすがに乱歩賞受賞作家のミステリー中編を集めたものだけあって、内容充実です。
川田弥一郎の「ライフ・サポート」は最後は若干尻すぼみだとは思いますが、読ませてくれます。
新野剛志の「家路」は、定番ではあるものの親子の確執からの和解というテーマがいいですね。

乱歩賞作家赤の謎 (講談社文庫)

乱歩賞作家赤の謎 (講談社文庫)

神様のパズル

 この本を原作にした映画を観ました。前半は面白く観せてもらったのですが、後ろの方は大変映画的に仕上がっていてどうも原作が気になりました。
 原作を読んでみて、映画と全く違うことに驚かされました。原作的には、物理学第一主義は間違いだ。ということを言いたいのかもしれないけれど、そう思っている人はほんのひとにぎりの人間だと思うので説得力的には疑問です。映画の方はさすがにそのことはあまり主眼になっていないようで、映画がいいか原作がいいかは、趣味の問題かなぁ。

神様のパズル (ハルキ文庫)

神様のパズル (ハルキ文庫)