2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

監督・ばんざい!

北野武は、他の人と同じタイプの映画を創りたくなくなったのだろうか。今回の映画は、メタな映画で、映画づくりを映画にしている映画で、しかもドキュメンタリーであるようで、そうでないし、一貫したストーリーがあるようで、そうでもないし。「やっちゃた…

ウェブ時代をゆく

梅田さんの過去の本もブログもチェックしていて、待望の新刊なのですが、あまりにも情報がありすぎて、読んでいてデジャヴ感覚になってしまいました。内容は抱負なので、何度も読んでみたい本です。ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)…

バス男

邦題では、印象が強いですが絶対に観る気にはなりませんでした。原題はナポレオンダイナマイトとなっています。これでも観ないでしょうね。アメリカンドリームの関連で紹介があったものですから、ようやく観てみようかとなった次第です。 でも、地味な映画で…

百人一首 一千年の冥宮

作者湯川薫は、科学作家の竹内薫。百人一首のなぞやら、タロット占いやら、世界をまたに駆けた作品。背景に9.11のテロまで組み込まれている。実名の科学者、茂木健一郎まで登場する。最後の部分がもう少しと思えたのは、ちょうど眠くなった頃読んだせいでし…

用心棒日月抄

テレビでドラマ化もされた作品。たまたま、新幹線に乗ったらフリーペーパーに特集があり、読んでみたいなぁと思い、図書館で借りました。短編なのですが、全体としてストーリーがあり、ちょっと不自然な感じもしますが、徐々に赤穂浪士の討ち入りに落ちてい…

恋は五・七・五!

「ロビコン」みたいな、文科省推薦ってのかと思ったら、高校生がタバコ吸ったり、稚拙なパンチラがあったり、あと・・・。高校生にあの映画は面白いから観たら。と太陽の下では推薦できないかなぁ。監督が女性だと、男の描き方が・・・なんていうのは、言い…

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

「完結編」です。今までの筋が、すっかり終結してしまいます。エンドロールの後、仕掛けがあります。「続編」には期待しません。すでに「伝説」の中の映画。殿堂入りですね。パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 2-Disc・スペシャル・エディショ…

マドンナ

サラリーマンの実態を扱った奥田英朗の作品。他の作品「ガール」に近いものがあります。おじさんの内側を描いたものなので、おじさんが読んでも「さっぱり」です。飽きさせない筆力は感じますが。マドンナ (講談社文庫)作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 講談…