2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

誰も知らない

カンヌ映画祭で、最優秀男優賞を史上最年少で受賞した柳楽優弥くんに注目がゆきますが、むしろ最近いろいろな映画に出ているYOUさんがいい演技してるなぁと思いました。どうしようもないダメ女でもバカ女でなく、女としてぎりぎりの平均台の上を歩いてい…

パンダのan an

10年前の発刊で、それまで雑誌に連載されたものをまとめたものです。コラムであり「自伝」的であり、写真集でもあるといった小泉今日子らしいおしゃれなものです。 連載なので、2ページ読みきりです。一気に読み終えるのでなく他の本と組み合わせて時間を…

迷宮美術館 第2集

1集に引き続き2集も購入させていただきました。古本購入が多い私ですが、このシリーズは新刊で購入しました。安っぽい「うんちく」ものではなく何度もゆっくり読めるいい本です。迷宮美術館 第2集作者: NHK『迷宮美術館』制作チーム出版社/メーカー: 河出…

南極のペンギン

絵本というコンセプトなのでやたらルビがふってあります。対象が明確なら漢字にしなきゃよかったのにと思います。大人にはかえって読みにくくなっています。小学校の高学年くらいがこの形式にはあってるのかなあと思います。 高倉健様は理想の人ですが、文章…

ALWAYS 三丁目の夕日

マンガの原作が好きで楽しみにしていました。今回の映画を観終わってみると、平成の寅さんシリーズにならないかなぁと切に思いました。ほんのりと切なさがにじみ出てくる。 CGが当時の東京を再現しているのですが、書割でも説得力のある中身を作っていけば…

THE 有頂天ホテル

三谷幸喜監督ものは、期待を裏切らない完成度ですね。主役が誰なのかお構いなくどんどん話が進んでいくスピード感がすごい。観終わってすっきりする映画ってなかなかないです。THE 有頂天ホテル スタンダード・エディション [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売…

日輪の遺産

プリズンホテルを書いていた頃に同時に書いていたと言われると、重なる部分もあるようだ。しかし、緻密な資料に基づいた精緻な記述に感動を覚える。話の終わり方は、痛快でないけれど好きです。日輪の遺産 (講談社文庫)作者: 浅田次郎,北上次郎出版社/メーカ…

バックダンサーズ!

陣内孝則が主役だと思ってみると40代のおじさんはじんとくる映画に仕上がっているのでは。陣内孝則はすごい役者です。使う時は主役が食われないように注意が必要ですね。バックダンサーズ! スタンダードエディション [DVD]出版社/メーカー: ギャガ・コミュ…

ウルトラヴァイオレット

「ブレイド」と「キルビル」を足したような作品。ドロドロ感がなくて、アメリカンコミックス的な刀を使ったアクションとガンプレーでばたばたと殺していく。痛快チャンバラ映画。「あずみ」から恋愛話を抜いたような。ウルトラヴァイオレット デラックス・コ…

ウェブ人間論

あとがきにもありましたが、ウェブ上での人間を語る「ウェブ・人間論」のか、ウェブ上で生きる人間を議論する「ウェブ人間・論」なのかはっきりしないまま、対談相手がお互いけん制しながら話が終わった。と言う感じでちょっと消化不良です。対談は2人がイ…

うつしいろのゆめ

天国の本屋の第二弾。一弾と違ってあっちへ行ったりこっちへ行ったりしてるのです。そこが本当は普通なのですが、このシリーズで言うと違うかなぁといったところ。前作同様人の心の傷を癒すところは同じだし、有名な絵本がキーワードになっているところも同…