死神と雷鳴の暗号
本格短編ベスト・セレクションと銘打って、本格ミステリ作家クラブ編さんの小説8編とマンガ1編と評論1編が詰まっています。
むちゃくちゃなのは「通りすがりの改造人間」で、怪獣が出ますが、あんまりストーリーと絡まないというか、怪獣がなぜ出現するのかは、最後まで明らかになりません。でも、人が死に、犯人が推理されます。立派なミステリーです。
もう1つお勧めは、「やさしい死神」は、落語オチです。個人的に好きです。
死神と雷鳴の暗号―本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)
- 作者: 本格ミステリ作家クラブ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/01
- メディア: 文庫
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