算法少女

 1973年に岩波書店から出版された本が、2006年に筑摩書房から復刊しました。「算法少女」とはもともと江戸時代の和算(日本の数学)の書のタイトル。わかっているのはそのタイトルの本が出版されているという事実のみ。本の中身は当時の日本の数学の閉鎖的な体質の批判から国際化へと向かう大変まじめなものになっています。もちろんストーリーはしっかりしているので藤田まことが出演する時代劇でとりあげられてもだいじょうぶなくらいです。(もしかしてもうドラマ化されているかも・・・)

算法少女 (ちくま学芸文庫)

算法少女 (ちくま学芸文庫)