地下鉄(メトロ)に乗って
主人公の父親の過去をタイムとラベルしながら観察し、関係していく。父親を理解する物語であるけれど父親はそれを知らない。(たぶん)
昭和初期からの地下鉄を中心とした東京の景色が描かれているが、東京に住んでいない人にとってはなかなか想像がしにくい。地下鉄フリークにはファンタジーとして読めるだろう。
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/12/01
- メディア: 文庫
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