３９ 刑法第三十九条

　パッケージと比べようもないほど地味な作品。監督も「大人の映画」と言っているくらい社会派のまじめなもの。ストーリーも全体としては「サスペンス」仕立てのできのよいものだと思いました。鈴木京香の母親の過食症のストーリーとのからみがいまひとつの感じでした。
　鈴木京香って小生意気な役や今回のようなおどおどしながら筋を通す。といった役などバラエティーがあって力があるのかもしれないけれど見ているほうは過去のイメージを払拭するのに時間をとられて映画にのめり込めないハンデがありますね。

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